平成19年度 児童相談所における児童虐待相談の対応件数(確定値)
平成19年度中に児童相談所が対応した養護相談のうち「児童虐待相談の対応件数」は40,639件で、前年度に比べ3,316件(前年度比8.9%)増加している(表1)。これを相談種別にみると、「身体的虐待」が16,296件と最も多く、次いで「保護の怠慢・拒否(ネグレクト)」が15,429件となっている(図1)。
また、主な虐待者別にみると「実母」が62.4%と最も多く、次いで「実父」22.6%となっている(図2)。
さらに、被虐待者の年齢別にみると「小学生」が15,499件、「3歳~学齢前」が9,727件、「0~3歳未満」が7,422件となっている(表1)。
図1 児童虐待の相談種別対応件数
図2 児童虐待相談の主な虐待者別構成割合
表1 被虐待者の年齢別対応件数の年次推移
平成15年度 | 16年度 | 17年度 | 18年度 | 19年度 | 対前年度 | ||
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増減数 | 増減率 (%) | ||||||
総数 | 26,569 | 33,408 | 34,472 | 37,323 | 40,639 | 3,316 | 8.9 |
0~3歳未満 | 5,346 | 6,479 | 6,361 | 6,449 | 7,422 | 973 | 15.1 |
3歳~学齢前 | 7,238 | 8,776 | 8,781 | 9,334 | 9,727 | 393 | 4.2 |
小学生 | 9,708 | 12,483 | 13,024 | 14,467 | 15,499 | 1,032 | 7.1 |
中学生 | 3,116 | 4,187 | 4,620 | 5,201 | 5,889 | 688 | 13.2 |
高校生・その他 | 1,161 | 1,483 | 1,686 | 1,872 | 2,102 | 230 | 12.3 |