「児童虐待による死亡事例の検証結果等について」が発表されました。
児童虐待の死亡事例を分析する厚生労働省の「児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」は、4月28日、検証結果の第一次報告を発表しました。
対象は、平成15年7月~12月に発生した24事例(25人死亡)についてですが、9割近い21事例は、児童相談所や関係機関と何らかの接点がありましたが、虐待の危険性が十分理解されてなかったり、家族との関係を重視しすぎる対応方針などで、結果的に未然防止に至らなかったなどとする内容の報告書です。